相模原市の一部の清掃工場で行っているごみの「砂を使った高温の蒸し焼き」処理法。その砂に電子機器の貴金属などは堆積するため、砂から金と銀がそれぞれ15キロずつ計約30キロが集まったそうだ。
電卓やゲーム機の基板などに使われていたものだとのこと。
相模原市では、小型金属の回収場所がきわめて少なく、広い市内にたった23箇所しかない。そのため多くの市民が小型金属を燃えるごみに出してしまうからだろうか?
しかも、この小型金属の回収ボックスは全国統一なのだろうが、かなり小さい。たとえば、少し大きめのデジタル体重計などは入られない。30センチ×15センチの投入口に入るものでなければ持ち込めないのだ。
このニュースは、小型金属は都市鉱山なのだから、もっと回収を真面目にやって、金銀以外の金属も回収するべきだ、ということの証拠ではないかと思う。
<参考>
テレ朝「ゴミ“蒸し焼き”で金銀“取り出し” 相模原市が使う特別な「焼却炉」その仕組み」↓
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000256636.html