おひなさまとジェンダー教育

この季節になるといつも「おひなさまをどうしよう?」と頭をよぎる。

結局、何もせず、何年もお蔵入りしたままだ。

古いことは古いが、骨董品屋が喜ぶような作者銘入り高級品ではない。かといって、飾って喜ぶような子どもはいないし、捨ててしまうのも何となく気がとがめる。

我が家のおひなさまは、お内裏様だけが御殿の中にいらっしゃる。お雛様はその横にいらっしゃるが、御殿の外の少し低い位置に鎮座。

私は子どもの頃から見慣れていたため、疑問に思わなかったが、長女が幼い頃、なぜなのかと尋ねられ、初めて今のお雛様はお内裏様と同じ位置で並んでいることに気が付いた。

祖母の嫁入り道具だったと聞くから、昔はこのようなタイプが多かったのだろうか。

ジェンダー教育上、このタイプは問題があるのではないかと思い、翌年以降飾るのをやめてしまった。

うん十年を経た今、このジェンダー教育上問題のある5段飾りのお雛様セットの行き先に、毎年頭を痛めている。

どこか良い寄付先はないものだろうか。

最近の量産品のお顔はプラスチックのようだが、少なくともこのお雛様のお顔はプラスチックではない。

SC相模原、練習場を天然芝に

SC相模原は、ホームタウン内に天然芝の練習用グラウンドを整備するそうだ。早ければ、秋頃には利用を開始する意向。

これまでは複数の人工芝グラウンドを借りていたとのことだが、「クッション性が高い天然芝に比べ、人工芝は身体への負担が大きく怪我のリスクもあるとされるため、天然芝の練習場整備はトレーニング強度や選手獲得の面で大きな課題となっていた」という。

選手の健康のためにも、また地域住民のためにも、天然芝グラウンドの整備は朗報だ。

<出典>

https://www.townnews.co.jp/0301/2026/02/05/823381.html

EUのレジンペレット規制始まる

EUのレジンペレット(プラスチック原料の小粒)規制が今月16日から発効した。レジンペレットは年間数万トンから数十万トン流出していると推計されている。

この規制は、意図的添加のマイクロプラスチック規制(2023年)に続くEUのマイクロプラスチック規制で、非意図的マイクロプラスチックの放出源であるレジンペレットに焦点を当てたものだ。

これによりEU域内で年間5万トン以上ペレットを扱う事業者は、以下の義務を負うことになる。

・ペレットの流出・こぼれを回避する手順の実施
・流出時に封じ込め・回収措置の実施
・影響防止のためのリスク管理計画整備
・関係者に対する教育・訓練・設備改善
・一定量を超える取扱者に対する認証・許可制 など

法的義務を課しているため、違反すると罰則がある。

<出典>

https://environment.ec.europa.eu/news/new-law-reducing-microplastic-pollution-enters-force-2025-12-16_en?utm_source=chatgpt.com

135団体が人工芝規制求め、経産・環境・文科大臣に公開書簡提出

環境NGOなど環境意識の高い135団体が、12月8日、3人の大臣に人工芝に反対する公開書簡を送った。

書簡の内容は、2030年までに人工芝の生産や流通の原則禁止を求める、など。

当団体も賛同団体に名を連ねた。

そもそも「脱プラ」「減プラ」が叫ばれている時代に、なぜ健康にも環境にも悪いプラスチック製芝を敷く必要があるのか。まったく理解できない。

https://www.ows-npo.org/blog/topics/entry-1975.html

https://www.jean.jp

米研究:PFAS地下水汚染地域の乳児死亡率は、非汚染地域の3倍 規制強化する方が社会的費用は安い

米アリゾナ大学などの研究チームは、PFASで水源などが汚染された米東部ニューハンプシャー州の地域の汚染地域では、生後1年以内に死亡する乳児の割合が汚染地域上流に住む人の約3倍だったと発表した。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1732522

早産や低体重児も多かったそうだ。

2010年から2019年に、同州で生まれた約 11,000 人の出生記録をもとに調べたという。

その結果、下流域の水(勾配下の井戸水)を飲んだ母親から生まれた乳児では、生後1年以内の死亡率が約 3 倍(具体的に 191% 増) という大幅な上昇。さらに、早産の確率が 20%、低出生体重の確率も43%増加した。また、極端な低体重・極端な早産の割合も高かったそうだ(出典:英ガーディアン)。

英ガーディアン↓

https://www.theguardian.com/us-news/2025/dec/08/drinking-water-pfas-infant-mortality-study?utm_source=chatgpt.com

また、この研究は、汚染された水を飲むことによる社会的費用と前払いの清掃費用を比較検討し、PFASの水質汚染に対処する方がはるかに安価であることも示した。

元の論文はこれ↓

https://www.pnas.org/doi/abs/10.1073/pnas.2509801122?download=true

日本の汚染地域で、誰か調査をしているだろうか?

それとも日本は調査もせずに、欧米よりも何十倍も高い基準値を決め、「安全だ」と言い続けながら、海外の半導体工場を誘致し続けるのだろうか。

この研究は、今すぐにPFAS汚染を取り除き、規制を強化する方が、この先払うことになる社会的費用(健康被害による医療費や生涯所得減少などの費用)よりも安くつくことを示した貴重な研究だ。

日本政府にもこの研究を読み解いてほしい。

ブラジルチーム、CBFに人工芝の即時禁止を強く求める

ブラジルの有名なサッカークラブ・フラメンゴが、ブラジルサッカー連盟(CBF)に対し、「人工芝の即時禁止を強く求める」公式要請を送った。

さらに、「ブラジルサッカーにおける芝生品質評価・監視プログラム」についての詳細な提案を発表。その目的は、ピッチの基準を向上させることで、ブラジルのゲームを世界のトップレベルに引き上げるものだという。

https://www.footboom1.com/jp/news/football/1763130788-flamengo-pushes-cbf-to-ban-synthetic-pitches-now

やはり、プロ選手の多くは天然芝を好んでいる。なのに、なぜ日本のサッカー強豪校は、グラウンドを天然芝にせず、人工芝にしたがるのだろうか?

天然芝に比べ、養生期間の不要な人工芝の方が練習時間を長く取れることは確かだ。しかし、そんな目先のことに惑わされ、怪我をしたら大変だ。人工芝は天然芝より怪我をしやすいことは、既に多くのプロ選手たちが実感している。

また、プロになった場合、どちらのフィールドに慣れているかは、とても大事なはず。県立浦和高校もグラウンドの人工芝化を求め、寄付を募っているが、やめた方がよい。

そもそも、なぜこのようなエリート進学校が、環境にも健康にも悪い人工芝を欲しがるのか、まったく理解できない。

国際プラスチック条約の再開セッション、来年2月7日に決定

2024年末には条約案がまとまる予定だった国際プラスチック条約だが、今年8月にスイス・ジュネーブで行われたINC5-2でもまだ各国の合意は得られなかった。

このまま消えてしまうのか、と心配していたが、ようやく2026年2月7日にINC5-3が開催されることになった。

https://sdg.iisd.org/events/plastic-pollution-inc-53/

しかし、1日だけで、役員の選出に焦点を当て、実質的な交渉は行わないという。場所はまたジュネーブだ。

ここまで来たら拙速に決めずに、米国のトランプ大統領がやめるまで待ってからINC6を開催するのがよいのではないか。トランプ後のほうが、意欲的な条約案がまとまりそうだ。

神宮外苑再開発の公聴会深夜まで終わらず、都は強制的に打ち切り 小池都政は大丈夫?

昨日(10/23)、東京都庁で神宮外苑再開発の新秩父宮ラグビー場について意見を述べる公聴会が開かれた。募集期間がたった5日と短い上、公述人への「公述に関するご連絡」は開催の3日前。そのため、傍聴席はいっぱいだが、公述人の席はガラガラ。

予定された37人の公述人のうち過半は予定を空けることができず、公述に訪れることができなかったのだ。

これを問題視した公述人の一人が、なぜこのようなスケジュールになったのかと尋ね、2回目の開催を要求。そのまま公述席に座り続けた。会場の人たちも全員その公述人の意見に賛意を示したが、都は回答を拒否。「公聴会は議論する場ではありません。席にお戻り下さい」を繰り返した。

その後、その公述人を都は警備の人を呼び強制的に排除しようとしたが、犯罪者でもない人をさすがに強制的には排除できず、威圧するだけにとどまった。

そのため、公述席がもう1つ用意されたが、続いて公述する予定だった東京大学名誉教授の石川幹子先生をはじめとする残った公述人たちの大半は、都が回答するまでは自分の順番ではないとして都の要請を断った。

しかし、公述の機会は無駄にしたくないと、公述するため帰宅せず、残り続けていた。

2時から始まった公聴会は、都が回答を拒否したまま深夜過ぎまで膠着状態が続いた。

筆者は終電が気になり途中退席したが、深夜24時を過ぎてもまだ30人ほどが残っていたと聞く。

都は19時頃からかたくなに終了宣言「公聴会は終了しました。どうぞお帰り下さい」を繰り返していたが、それ以外の言葉を発することは権限外だったのか、ついに「後日、公聴会を再開します」の声を聞くことはなかった。

前に並んでいた二人の課長(うち一人が「主催者」)のうち、一人は頻繁に部屋を出て、戻るとメモを「主催者」に渡していた。その度に「ようやく上の許可が下りて再開することになったか」と期待したが、ついにそんなことは起きなかった。

あの頻繁なメモは一体何だったのだろうか?「もっとネバれ」とでも書いてあったのだろうか。

それにしても、都のかたくなな姿勢には驚いた。公聴会を再度おこなうことがそれほど難しいのだろうか。工期が遅れると困る、と考えたのかもしれないが、こんな無茶苦茶な計画を強行しながら、都民の声を聞く機会をないがしろにする姿勢に、「これが小池都政の実態か」と思い知らされた。

神宮外苑の古い多くの樹木をなぎ倒し、商業施設や高層ビルを建てるという再開発計画はそもそも問題外で正気の沙汰とは思えない。しかも、歴史ある秩父宮ラグビー場は、場所を変更した上で屋根付き(ドーム)にし、人工芝にする。ラグビー場をイベントもできる娯楽施設に変えようというとんでもない計画だ。

あれで公聴会は終わったことにされてしまうのだろうか。

新発売の生分解性カプセル配合の柔軟剤 韓国では未発表、安全性は大丈夫?

トイレタリージャパンインク株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役:尹榮錫)が、「柔軟剤ブランド「香りサフロン AURA」から日本市場向けに新たな香り「ピュアブリーズ」「スプリングプロローグ」を発売」したそうだ。

「香り好き」の日本向け商品らしいが、安全性は大丈夫だろうか?

「韓国では発売されていない特別な商品」とのこと。

もしかして、環境や健康に関心の高い韓国では見向きもされない匂いのきつい商品が、「生分解性」の美名の下、日本市場に投入されるのだろうか?心配だ。

そもそも自国で売らないような商品は、日本でも売らないでほしい。

生分解性のカプセルが必ずしも安全とは限らない。てか、危険な可能性が高い。

「洗濯のたびに、香水をまとうような贅沢な香り体験」など要らないから、香り抜き、カプセル抜きの商品を売ってほしい。そもそも柔軟剤は必要だろうか。

これでまた空気が悪くなる。

<出典>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000137766.html

仏、2026年からPFASを含む化粧品などを禁止 EU、泡消火剤のPFAS使用を制限

フランスでは2026年1月1日から、有機フッ素化合物(PFAS)を含む化粧品や衣類などの製造、輸出入、市場投入を禁止する。2月28日に公布された「PFASに関するリスクから国民を保護することを目的とする法律」によるものだ。

https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/03/3a703ccc382b5d4f.html

日本にもこの法律がほしいが、日本に住んでいる限り、自衛するしか身を守る術はない。

一方、EUでは10月3日、泡消火剤へのPFAS使用を制限することを決めた。今月末までに発効する。

https://www.reuters.com/sustainability/boards-policy-regulation/eu-restricts-use-forever-chemicals-firefighting-foams-2025-10-03/

2030年からは使用も制限される。しかし、すべてのPFASではないようだが、PFHxAとその関連物質は禁止されるようだ。