EUのレジンペレット規制始まる

EUのレジンペレット(プラスチック原料の小粒)規制が今月16日から発効した。レジンペレットは年間数万トンから数十万トン流出していると推計されている。

この規制は、意図的添加のマイクロプラスチック規制(2023年)に続くEUのマイクロプラスチック規制で、非意図的マイクロプラスチックの放出源であるレジンペレットに焦点を当てたものだ。

これによりEU域内で年間5万トン以上ペレットを扱う事業者は、以下の義務を負うことになる。

・ペレットの流出・こぼれを回避する手順の実施
・流出時に封じ込め・回収措置の実施
・影響防止のためのリスク管理計画整備
・関係者に対する教育・訓練・設備改善
・一定量を超える取扱者に対する認証・許可制 など

法的義務を課しているため、違反すると罰則がある。

<出典>

https://environment.ec.europa.eu/news/new-law-reducing-microplastic-pollution-enters-force-2025-12-16_en?utm_source=chatgpt.com

135団体が人工芝規制求め、経産・環境・文科大臣に公開書簡提出

環境NGOなど環境意識の高い135団体が、12月8日、3人の大臣に人工芝に反対する公開書簡を送った。

書簡の内容は、2030年までに人工芝の生産や流通の原則禁止を求める、など。

当団体も賛同団体に名を連ねた。

そもそも「脱プラ」「減プラ」が叫ばれている時代に、なぜ健康にも環境にも悪いプラスチック製芝を敷く必要があるのか。まったく理解できない。

https://www.ows-npo.org/blog/topics/entry-1975.html

https://www.jean.jp

米研究:PFAS地下水汚染地域の乳児死亡率は、非汚染地域の3倍 規制強化する方が社会的費用は安い

米アリゾナ大学などの研究チームは、PFASで水源などが汚染された米東部ニューハンプシャー州の地域の汚染地域では、生後1年以内に死亡する乳児の割合が汚染地域上流に住む人の約3倍だったと発表した。

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1732522

早産や低体重児も多かったそうだ。

2010年から2019年に、同州で生まれた約 11,000 人の出生記録をもとに調べたという。

その結果、下流域の水(勾配下の井戸水)を飲んだ母親から生まれた乳児では、生後1年以内の死亡率が約 3 倍(具体的に 191% 増) という大幅な上昇。さらに、早産の確率が 20%、低出生体重の確率も43%増加した。また、極端な低体重・極端な早産の割合も高かったそうだ(出典:英ガーディアン)。

英ガーディアン↓

https://www.theguardian.com/us-news/2025/dec/08/drinking-water-pfas-infant-mortality-study?utm_source=chatgpt.com

また、この研究は、汚染された水を飲むことによる社会的費用と前払いの清掃費用を比較検討し、PFASの水質汚染に対処する方がはるかに安価であることも示した。

元の論文はこれ↓

https://www.pnas.org/doi/abs/10.1073/pnas.2509801122?download=true

日本の汚染地域で、誰か調査をしているだろうか?

それとも日本は調査もせずに、欧米よりも何十倍も高い基準値を決め、「安全だ」と言い続けながら、海外の半導体工場を誘致し続けるのだろうか。

この研究は、今すぐにPFAS汚染を取り除き、規制を強化する方が、この先払うことになる社会的費用(健康被害による医療費や生涯所得減少などの費用)よりも安くつくことを示した貴重な研究だ。

日本政府にもこの研究を読み解いてほしい。

ブラジルチーム、CBFに人工芝の即時禁止を強く求める

ブラジルの有名なサッカークラブ・フラメンゴが、ブラジルサッカー連盟(CBF)に対し、「人工芝の即時禁止を強く求める」公式要請を送った。

さらに、「ブラジルサッカーにおける芝生品質評価・監視プログラム」についての詳細な提案を発表。その目的は、ピッチの基準を向上させることで、ブラジルのゲームを世界のトップレベルに引き上げるものだという。

https://www.footboom1.com/jp/news/football/1763130788-flamengo-pushes-cbf-to-ban-synthetic-pitches-now

やはり、プロ選手の多くは天然芝を好んでいる。なのに、なぜ日本のサッカー強豪校は、グラウンドを天然芝にせず、人工芝にしたがるのだろうか?

天然芝に比べ、養生期間の不要な人工芝の方が練習時間を長く取れることは確かだ。しかし、そんな目先のことに惑わされ、怪我をしたら大変だ。人工芝は天然芝より怪我をしやすいことは、既に多くのプロ選手たちが実感している。

また、プロになった場合、どちらのフィールドに慣れているかは、とても大事なはず。県立浦和高校もグラウンドの人工芝化を求め、寄付を募っているが、やめた方がよい。

そもそも、なぜこのようなエリート進学校が、環境にも健康にも悪い人工芝を欲しがるのか、まったく理解できない。