バーモント州ではすでに、食品包装、カーペットや敷物、シミや防水処理剤、スキーワックスなどの一部の家庭用品や商業用品についてPFAS禁止措置を講じていたが、今年5月30日に制定された新しい法律により、禁止対象のPFAS含有製品が大幅に拡大。人工芝も対象になった。
この記事によると、同州は2026年1月1日から、下記の製品に意図的にPFASを添加することを禁止するそうだ。
・アフターマーケットの汚れと耐水性処理
・人工芝
・調理器具
・化粧品
・食品包装
・失禁防止製品
・子ども用品
・生理用品
・敷物、カーペット
・スキーワックス
・繊維製品
なお、同州では、「規制対象PFAS」の定義も改正され、以下のものが含まれる:
(A)製造者が意図的に製品に添加し、製品において機能的または技術的効果を有するPFAS
(B)製品または製品成分中に、全有機フッ素で測定して50ppm以上のPFASが存在すること
他州でも規制が進んでいるので、今後アメリカではPFAS入り製品が減りそうだ。
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