この季節になるといつも「おひなさまをどうしよう?」と頭をよぎる。
結局、何もせず、何年もお蔵入りしたままだ。
古いことは古いが、骨董品屋が喜ぶような作者銘入り高級品ではない。かといって、飾って喜ぶような子どもはいないし、捨ててしまうのも何となく気がとがめる。
我が家のおひなさまは、お内裏様だけが御殿の中にいらっしゃる。お雛様はその横にいらっしゃるが、御殿の外の少し低い位置に鎮座。
私は子どもの頃から見慣れていたため、疑問に思わなかったが、長女が幼い頃、なぜなのかと尋ねられ、初めて今のお雛様はお内裏様と同じ位置で並んでいることに気が付いた。
祖母の嫁入り道具だったと聞くから、昔はこのようなタイプが多かったのだろうか。
ジェンダー教育上、このタイプは問題があるのではないかと思い、翌年以降飾るのをやめてしまった。
うん十年を経た今、このジェンダー教育上問題のある5段飾りのお雛様セットの行き先に、毎年頭を痛めている。
どこか良い寄付先はないものだろうか。
最近の量産品のお顔はプラスチックのようだが、少なくともこのお雛様のお顔はプラスチックではない。
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