カリフォルニア州、人工芝政策を転換。自治体任せに

カリフォルニア州知事はこのほど、PFAS入り人工芝禁止の法案に署名しなかった。理由は、州では対策が手に負えないから、自治体に任せた方がよいと判断したためのようだ。

そのため、10年ほど前にできたこの↓法律(人工芝などのような干ばつに強い造園を禁止してはならないという法律)を取り消した。

https://leginfo.legislature.ca.gov/faces/billTextClient.xhtml?bill_id=202320240SB676

そのため、これからは各自治体ごとにPFAS入り人工芝を禁ずる法律を作ることになる。

州上院議員は、「人工芝はリサイクルできず、しかも鉛やPFASなどの毒素の存在により、環境に脅威をもたらす」と話し、芝だけでなく、ゴムチップの有害性も懸念している。また、専門家は、PFASは地下水や淡水を汚染し、海に入り、食物連鎖に入り込んで、私たちの血液や筋肉に入ったと話したとのこと。

米人工芝評議会会長は、「私たちの会員企業は、既にPFASを人工芝に意図的に入れていない」と明言しているそうだ。

<出典>

https://laist.com/brief/news/climate-environment/once-hailed-as-a-drought-fix-california-moves-to-restrict-synthetic-turf-over-health-concerns

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