2019年6月の大阪サミットで決まった「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を仕切り直すことになった。
大阪ブルー・オーシャン・ビジョンでは「2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減することを目指す」ことが合意されていたが、当時から意欲的な国々の間では疑問が呈されていた。
やはり、前倒しがG7で決定した。新たな目標は、「海洋プラスチックごみによる新たな汚染を2040年までにゼロにする」である。
2050年には海のプラごみは魚の量を上回る(重量換算)とまでいわれているので、2040年でも遅すぎるくらいだろう。
もし、アメリカがまだトランプ政権の時代だったら合意しなかったろうが、民主党政権だから合意できたのだろう。
日本が喜んで合意したとは思えないが、これからどのように進めるつもりなのか興味津々だ。まさか「このままでいい。日本からは流出していないのだから」などとは考えていないよね?
<G7目標についての出典>
「40年までに新たな汚染ゼロ G7、海洋プラごみ対策で合意」↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/5f637480b7de6ac5b7ca6edf7e7bd34094906050
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