無人地帯に 降り注ぐマイクロプラスチック

人のいない辺境の山奥にも、大量のマイクロプラスチックが降り注いでいるようだ。

「ネイチャー・ジオサイエンスに掲載された論文によると、2017年から2018年にかけての5か月間にわたる調査期間中、フランスとスペインにまたがるピレネー山脈の無人の高高度地域では毎日、1平方メートル当たり平均365個のプラスチック微粒子が地上に降下した」とのこと。

フランス・パリ市や中国の工業都市などに匹敵する量のマイクロプラスチックで、材質は「プラスチックの断片や繊維、シート状の薄い膜など」だそうだ。

「プラスチックの断片」ということは、車のタイヤや靴底の摩耗粉、あるいは柔軟剤などに入っている香料を包み込むマイクロカプセルの破片などか?「繊維」は衣類やカーテンの繊維くずだろう。どこの家からも大量に出ていそうだ。「シート状の薄い膜」は、レジ袋やプラひもなどが劣化した場合にも出るだろう。

候補がありすぎて、由来は見当も付かないが、いずれにせよ、人間がプラスチックを極力使わない生活に切り替えない限り、汚染はこれからも増える一方だ、ということだけは確か。

山岳地帯にこれほどの量が降っているということは、当然海にも降っているし、私たちの住んでいる地域にも降っているということか。

<出所>

AFP通信(2019.4.16)「辺境の山地にもマイクロプラスチック、大気中を浮遊」

https://www.afpbb.com/articles/-/3221028?page=2

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