日本ではごく一部のサービスエリアや自動販売機などの紙コップはリサイクルされているが、トイレットペーパーにリサイクルされることが多い。
しかし、日本の大半の紙コップは、リサイクルルートには乗らず、他のごみと一緒に焼却されている。
北米のスターバックスでは、店内で使用された紙コップをまた紙コップにリサイクルし、スターバックスで使用する試みをスタートさせた。
既に2500万個の紙コップを新しい紙コップにリサイクルしたという。
紙コップに使用される繊維は、一般の紙よりも上質で、発生量さえ把握できていればリサイクルは難しくないとのこと。
紙コップは内側をポリエチレンでラミネートするため、本体部分が古紙でも安心だ。まして店内で回収された古紙ならば、安心して使用できる。
プラスチック製カップからリユースできる陶磁器製カップに切り替えるのが理想だろうが、使い捨ての紙コップを使わざるをえないケースも多い。
日本でもぜひ「コップ to コップ」の紙コップリサイクルの取組を進めて欲しい。
<スターバックスについての出所>
FAST COMPANY(2018.11.26)Starbucks recycled 25 million old paper coffee cups into new cups;
スポンサーリンク