キューピーが、「テイスティドレッシング」など計12品で100%再生プラスチックを使った容器にすると発表したそうだ。8月上旬から出荷を始める。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC046MK0U3A700C2000000/
プラスチック新法に込められた国の方針通りの製品作りで、リッパだ。再生プラスチックは、確かに使うべきだと私も思う。
おそらく、廃ペットボトルを食品グレードにリサイクルした再生樹脂を使用しているのだろう。
しかし、再生プラスチックを使ったドレッシング容器など、消費者は本当に望んでいるのだろうか。
少なくとも私はイヤだ。そもそもドレッシングやマヨネーズのような油分や酸味のある食材をプラスチック容器に入れるなど気持ちが悪い。
プラスチックの添加剤が、容器から食材に溶け出しそうだ。
再生樹脂であろうとバージン樹脂であろうと、日本のペットボトルからもフタル酸エステル類が検出されている。これらは食材を汚染しそうだ。
製造工程を知らないので想像するだけだが、製造方法によっては充填時に容器からマイクロプラスチックも大量発生しそうだ。
そんな想像をしながらドレッシングを使うより、ガラス容器ならば安心できるのでありがたい。
ドレッシングやマヨネーズ容器は、ガラスびんにしてほしい。できればリユースびんにしてもらえるとなお良い。その場合は、回収は販売店で。
キューピーでも味の素でもそれ以外のメーカーでも、どこでも構わない。ガラス製のリユース容器に変更してくれたメーカーの製品を買いたい。