神戸市西区の簡易水道から基準超えPFAS 小学校の水道も

神戸市西区の簡易水道から基準超えのPFASが見つかった。国の暫定目標値(1リットルあたり50ナノグラム)の約1・4倍にあたる69ナノグラムとのこと。

そのため、「市の教育委員会は、8月下旬から給水エリアにある小学校の給食室や手洗い場などに浄水器を取付けるなどして濃度を低くし、現在この小学校ではPFASの数値が、基準値以下になっている」そうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6b947ac3dba2a80b00b193266406e8deccf1530

市は、小学校の水道だけでも市の水道に変更することを検討しているそうだが、速やかに簡易水道を停止し、地域全体で市の水道に切り替えるべきではないか。おそらく、そうできない理由が何かあるのだろうが、万難を排して早急に切り替えを進めるべきだ。

簡易水道地域の住民は、今のところ浄水器を付けるしか手はないかもしれない。しかし、浄水器は高く付く割に効果は限定的だ。この濃度では年1回のフィルター交換では、安心できない人も多いだろう。

地域住民の血液検査と健康調査を早急に実施し、原因究明にも取り組むべきだ。浄水器で基準値内におさまったからといっても全く安心できない。日本の基準値は欧米に比べ、非常識なほど低い。

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