ついに人工芝のゴムチップが禁止に。欧州委員会、意図的添加のマイクロプラの制限措置を採択

EUで9月25日、意図的に添加されたマイクロプラスチックを規制することが正式に決定した。今年4月にREACH委員会が決議し、欧州議会と理事会がおよそ3ヶ月間精査した後、正式決定するということだったので、8月までにはと思っていたが、少し遅れたようだ。

「毎年、製品に意図的に添加された42,000トンのマイクロプラスチックがEUで放出されていると推定されている。新しい規則は、約50万トンのマイクロプラスチックの環境への放出を防ぐ」とのこと。

https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/qanda_23_4602

採択された規制は、「マイクロプラスチックの定義を広義にしたもので、有機物で、不溶性で、分解に抵抗する5ミリ以下の合成ポリマー粒子すべてを対象」としている。

洗剤や柔軟剤、肥料、植物保護製品、玩具、医薬品、医療機器なども対象だ。

最大の発生源である人工芝のマイクロプラスチック(ゴムチップ)の猶予期間は、これまで言われていたとおり8年だ。化粧品は角質除去のためのマイクロビーズやloose glitter(キラキラ)はすぐに適用されるが、その他の化粧品は4年から12年後にに適用される。

制限が発効する(適用される)のは20日後の10月17日だ。

https://echa.europa.eu/hot-topics/microplastics

<その他の参考>

https://www.eeas.europa.eu/delegations/japan/環境と健康を守る:欧州委員会、意図的に添加されたマイクロプラスチックを制限する措置を採択_ja?s=169

https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_23_4581

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