環境団体、プラスチック汚染でコカコーラやペプシを提訴

カリフォルニア州の環境団体Earth Island Instituteが、コカ・コーラ、ペプシ、ネスレなど10社を提訴した。

提訴は、彼らがプラスチック汚染の原因者であることが理由。

毎年8〜20百万トンのプラスチックが、地球の海に大量に流入するのは、彼らが販売した使い捨てのプラスチック包装によるものだとして、そのプラスチック汚染がもたらした損害を是正するための支払いを求めている。

また、実際にはほとんどリサイクルされていないにもかかわらず、「リサイクル可能」として宣伝するのをやめることも要求している。

この訴訟の背景には、昨年7万2000人ものボランティアが実施したビーチクリーンがある。訴えられたのは、その時に回収されたプラスチックごみのトップ10企業、すなわちクロロックス、クリスタルガイザー、マース、ダノン、モンデリーズインターナショナル、コルゲートパルモリーブ、プロクター&ギャンブルだ。

環境団体は、企業が生産しているプラスチックがどういう結果をもたらしたか、その責任を負わせたいとしている。

<出所>

The Guardian(2020.2.27)Coke and Pepsi sued for creating a plastic pollution ‘nuisance’;

https://www.theguardian.com/environment/2020/feb/27/california-plastic-pollution-lawsuit-coke-pepsi

 

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