最近、イギリスのガーディアン紙を読んでいて、記事の終わりに、We’ve got an announcement…(お知らせがあります)と書かれていることにふと気がついた。
何かと思って読んでみたところ、ガーディアンは化石燃料を扱う企業からの広告を一切掲載しないことを決めたという。エスカレートする気候の緊急事態に対応するためだそうだ。
日本語の記事を探したところ、見つかった。
「世界各国の政府が推進する意義のある環境政策を、過去数十年にわたって多くの化石燃料業界の関係者が阻止しようとしてきたことを受けて、われわれはこの決定を下した」
とのことである。
現在収益の40%を占めるこれらの広告をやめることは、ガーディアンにとり死活問題のはず。にも関わらず、決定を下したことに驚いた。
ここまでやるマスコミが日本にもあるかどうかは知らないが、さすがガーディアンだ。
<参考>
MSNニュース(2020.1.30)「英紙ガーディアン、化石燃料企業の広告掲載を完全中止」↓
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/英紙ガーディアン、化石燃料企業の広告掲載を完全中止/ar-BBZsZlI
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