イギリス レジ袋10pに。金額を倍増し全店舗で有料化

2015年に大型スーパーで、レジ袋を1枚5p(約7円)で有料化したイギリスでは、有料化店でのレジ袋使用量が86%も減少した。

さらに、ゴーブ環境相は27日、有料化をイングランドの全小売店に拡大し(スコットランド、北アイルランド、ウェールズではすでにすべての小売店に適用)、倍額の10pに値上げする計画を発表したという。

2020年1月から開始される可能性がある。

レジ袋有料化以来、海岸で見つかるレジ袋の数は減少したそうだ。

英海洋保護協会(MCS)は、レジ袋の有料化が海岸や海のプラスチックごみ削減に効果があったと話す。
MCS海洋清掃部門トップの海洋学者、ローラ・フォスター博士は、「この法制化の効果は測定できる。イギリスでレジ袋の有料化が始まって以来、海岸で見つかるレジ袋の量は減少している」と述べた。

また、消費者が支払ったレジ袋代金の用途は、慈善活動に寄付することが期待されているとのこと。

環境・食料・農村地域省(DEFRA)によると、2017〜2018年は計約5100万ポンド(約72億円)が寄付された。

日本でも有料化が検討されているが、ぜひ金額を統一してほしい。現在、レジ袋代を2円にしている店舗があるが、レジ袋を買っている人をよく見かける。2円ではインセンティブとして弱いように思う。

<参考>

BBC NEWS JAPAN(2018.12.27)「イングランドでレジ袋、倍額の約14円に 全店舗で」

https://www.bbc.com/japanese/46691060

Plastic bag charge to be doubled to 10p and extended to cut down on waste

Plastic bag charge to be doubled to 10p and extended to cut down on waste

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です