今の日本で、個人がいくら頑張っても、脱プラはなかなか難しい。スーパーでキノコ1つ、納豆1つ買っただけでも、プラスチックの容器包装が出てしまう。
トレイはなんとか避けることができたとしても、完全な脱プラを一般のスーパー利用者が実現するのはほぼ不可能だ。
そんな中、果敢に「ネイキッド」(無包装)をすすめている企業がある。残念ながら食品ではなく、シャンプーや入浴剤などのお洒落感覚溢れるバス用品などの店なので、私には少々敷居が高かったが、頑張って店内をのぞいてみた。
液体のものもあるため、プラスチック製ボトル入りの商品もまだあるが、想像していた以上に固形化が進められ、さまざまな無包装の商品が並んでいた(香りが控えめなせいか匂いも気にならなかった)。
固形化により水分を減らしたおかげで、保存料が減らせるなどのメリットもあったようだ。
石けんなどはすべて無包装になったようで、本体がむき出しで並べられている。それがとてもお洒落で、買うと紙でクルクルと包んでくれる。
陳列棚での「包装」は要らなかったことに、あらためて気付かされた。このような企業が増えると、プラスチックごみが大幅に減りそうだ。
そういえば、私も昔、固形石けんで髪を洗っていたことを思い出した(今は泡の出るポンプに液体の石けんシャンプーを入れ、リンスには酢やクエン酸を使用)。また固形石けんに戻してみようか?と考えている。
*今回は、私の脱プラ宣言ではなく、代わりに企業(ラッシュ)の脱プラのご紹介です。
<写真>
↓容器入りの製品の上に乗っているのが、容器をなくした同じ製品。容器がないのに、容器と同じ形に作られ、遊び心も満載
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