以前、米コカ・コーラが、回収100%を目指すとグローバルプランで表明したときは感心した。
しかし、日本コカ・コーラに回収意欲は、全く感じられなかった。少なくとも、その後発表されたビジョンを読む限りでは、自治体頼みの姿勢が透けて見えた・・
一方、ペプシコは昨年、脱プラスチックを表明しているソーダストリームを買収した。
ペプシコは、従来のペットボトル飲料が売れても、ペットボトルが売れずにソーダストリームの家庭用炭酸水メーカーが売れても、どちらでも儲かるようにしたのか?と思っていたところ、それだけではなかったようだ。
なんと、マイボトル用の炭酸飲料自販機(全自動炭酸飲料機)を開発したとのこと。
従来の給水器では、水のみだから、水以外を飲みたい人は、ペットボトルなどを購入する。
しかし、これならば、コーラやその他の炭酸飲料を飲みたい人でも満足できる。自分好みに甘さや炭酸濃度を調整できるならば、マイボトルを持つ人が格段に増えるかもしれない。
脱プラスチックに向けて、ペプシコの発想は素晴らしい。日本でも早く売り出して欲しいと思う。
日本コカ・コーラがこれを上回るには、自治体頼みの回収姿勢を改め、デポジット制度により販売したペットボトルを自ら100%回収するしかないのではないか。
<参考>
EXCITE ニュース(2019.4.26)「プラスチックごみ全廃をめざして!ペプシコが開発したマイボトル専用の全自動炭酸飲料機が話題に」
https://www.excite.co.jp/news/article/Techable_98654/
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