平成28年度海洋ごみ調査結果をまとめた資料が公開された。
環境省報道発表資料↓
http://www.env.go.jp/press/104995.html
27年度の調査結果と比較するとそれほど大きな変化はないが、ザッと見た限りではペットボトルの比率が減少しているようである。
27年度資料↓
http://www.env.go.jp/water/marine_litter/1_h27_hyochakugaiyou.pdf
いずれにせよ、飲料容器をデポジット制度など散乱ごみ対策に定評のある方法で回収することで、少なくともこの分の海洋ごみは激減する。
海洋ごみを警戒し始めた国では、近年続々とデポジット制度を採用し始めた(例えば、オーストラリアのニューサウスウェールズ州など)。
日本でも真剣に検討すべき時期に来ているのではなかろうか。
また、有機ハロゲン系の難燃剤PBDEが、採取した全ての地点のマイクロプラスチックから検出されたとのことである。この結果は、わずかな便利さのために、化学物質を安易に使うことに対する警鐘であると考えられる。
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