オランダ アムステルダムに世界初のプラスチック フリー包装の陳列棚のある店がオープンしたそうだ。オランダのスーパーマーケットEkoplazaが、環境キャンペーン団体Plastic planetの協力のもと誕生した店である。
Ekoplazaは年末までに74店舗に拡大する予定とのこと。
また台湾には、竹製ストローなどプラスチックの代替品を集めて販売している店があるそうだ。プラスチックの代替品ならば、日本にも数多くあるので、それらを集めて販売するのは難しくなさそうだ。
しかし、残念ながら日本では、「プラスチックを完全になくすのはムリ」という意識が根強く、自らプラスチックフリー商品を求めようという人は、環境団体メンバーでさえ少ない。
中庸の美徳?なのかもしれないが、その意識が日本の環境行政の進展を阻害していることは確かである。
プラスチックごみによる海洋汚染も、農薬や柔軟剤等化学物質による水や大気の汚染も、脱原発や気候変動と同様、直接自分や家族の身体にも被害をもたらす可能性のある問題だということを認識し、対応すべきであろう。
人が何人か死ぬまで何の対応もできないようでは、あまりにも情けない。
<オランダについての出典>
The Guardian(2018.2.28)First plastic-free aisle is an example for other supermarkets to follow
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