地震で原発にトラブル それでも志賀原発の再稼働方針は「変わらない」

今回の地震で北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)施設にトラブルが生じた。しかし、被災地を視察した岸田首相は記者団に原発再稼働について問われ、新規制基準に適合すると認められれば「地元の理解を得ながら再稼働を進める方針は全く変わらない」と答えたそうだ。

https://www.asahi.com/articles/ASS1G5VF3S1GUTFK008.html

しかし、今回の地震でも原発に「想定外」が起き、変圧器が故障した。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/302420

もし、稼働中に地震が起きていたらどんな惨事になっていたか、とゾッとし、停止中で良かったと安堵した人は多いはずだ。

それにも関わらず、再稼働方針は変わらないとする岸田首相は、再稼働に期待する経団連に配慮しているのだろう。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20231128/3020017144.html

経団連がリードする日本は、破滅の道を歩んでいるのではないか。経済界が必死で再稼働させたがるのは、このままでは電力会社に運転経験のない従業員が多くなり、原発を稼働させることができなくなると心配しているせいもあるようだ。

https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/358659

こんな「想定外」の地震ばかり起きる国で、原発を稼働したがっている人たちは、次の事故はどうせ自分の死後だろうとタカをくくっているのではないか、自分さえ儲かれば次世代などどうでも良いと思っているのではないか、と勘ぐりたくなる。

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