ニュージーランドのユージニー・セージ環境副大臣が、飲料容器のデポジット制度を導入すると発表した。
制度設計については、2020年8月までに政府に提示され、2022年までには実施される見込み。
対象は、プラスチック、アルミ、ガラスを使った飲料容器で、デポジット(保証金)金額は5から20セントの予定。
ニュージーランドでは、長らく産業界がデポジット制度導入に強く反対していた。
オーストラリアの影響か、ようやく導入が決まったようだ。
欧州連合内では、海洋プラスチックごみ対策の一環で、最近デポジット制度の導入、あるいは検討する国が相次いでいるが、ニュージーランドではムリだろうと思っていた。
しかし、ニュージーランドでも導入が決まったということは、日本もあきらめるのはまだ早いかもしれない、と勇気づけられる。
<参考>
stuff(2019.9.25)Government announces beverage container return scheme;
https://www.stuff.co.nz/environment/116070622/government-announces-beverage-container-return-scheme
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