上海で、生活ごみ管理条例の下、ごみの分別回収が始まっている。
個人がごみを分別しないまま出した場合、最高200元(約3200円)の罰金が科されるという(企業の罰金は最高5万元)。
基本的に「リサイクル可能なごみ(紙、プラスチック、金属など)」、「有害ごみ(電池、ペンキなど)」、「水分を含んだごみ(生ごみ)」、「乾燥したごみ(生ごみ以外の燃やせるごみ)」の4種類に分別し、決められた時間に出すことが求められる。
ティバッグなどは、中の茶葉を生ごみに、外側を乾燥したごみに分別しなければならないようで、なかなか厳しそうだ。
以前、上海を訪問した際、公共のごみ箱からペットボトルや缶などの資源物を拾って歩く人(確か、遊撃隊と呼ばれていた)を見かけた。
ペットボトルの資源としての価値が日本より高いようだ。
←上海のごみ箱。なかなかスタイリッシュ
↑上海のごみ箱
※写真はいずれも筆者が3年程前に撮影したもの。7月以降は公共のごみ箱も分別数が増えたかもしれない。
<関連記事>
<参考>
毎日新聞(2019.7.2)「ごみ分別「市民」監視毎日.2019.7.2.上海のごみ」
exciteニュース(2019.7.8)「上海「ごみ強制分別」、施行から1週間で罰金通知書190枚―中国メディア」
https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20190708033/
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