2030年までに使い捨てプラスチック(容器包装等)を累積で25%削減することを目玉に、日本は目下プラスチック資源循環戦略案についてのパブリックコメントをおこなっている。
この案の具体策については、レジ袋有料化の義務化以外はまだほとんど決まっていない。
しかし、このほど明らかになった第4回国連環境総会の閣僚宣言案は、「2025年までにプラスチック製のレジ袋やストロー、食器の使用をやめた上、最終的には使い捨てプラスチックの全廃を目指す戦略を各国がつくる」というものだ。
使い捨てプラスチックの25%削減などという緩い計画によって、来年日本で開催されるG20サミットでリーダーシップを発揮する、という日本の甘い目論見は、これで完全に打ち砕かれた。
日本はこの国連環境総会の宣言案に署名できるだろうか?
G7の海洋プラスチック憲章のときのように、日米署名拒否という事態が、また再現されるかもしれない。
<参考>
東京新聞(2018.12.15)「25年までにレジ袋全廃をと国連 日本、難しい対応迫られる」↓
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018121501001431.html
共同通信(2018.12.15)「25年までにレジ袋全廃をと国連 日本、難しい対応迫られる」↓
https://this.kiji.is/446458212529898593
<参考記事>
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