いうまでもなく、タバコのフィルターもプラスチックだ。そのフィルター部分は、健康のためにタバコに付けられているものだとばかり思っていた。
しかし実際は、フィルターに健康被害を減らす効果はないそうだ。しかも「NBCニュースの報道によると、吸い殻の3分の2は道端に捨てられ、その多くが海やビーチに向かう」という。
つまり、効果がないのにタバコに付けられた挙げ句、最も多い海洋汚染プラスチックになっているということ。
環境保護団体の「オーシャンコンサーバシー」は1986年から毎年、世界最大規模のビーチの清掃活動を行なっている。これまでビーチから拾い上げられたゴミのうち、最大の件数となっているのがタバコの吸い殻で、240万本に達している。これに比べ、プラスチックボトルは160万本、プラスチックごみ袋は80万枚となっている。
このため、タバコ企業はフィルター付きタバコ販売をやめるべきだという意見が広まっているそうだ。
<出所>
Rakuten Infoseek News(2018.9.9)「プラスチックごみより酷い「タバコの吸い殻」の海洋汚染」
https://news.infoseek.co.jp/article/forbesjapan_22896/
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