スリランカも使い捨てプラ禁止、ゾウの死亡相次ぎ

使い捨てカトラリー(フォークやスプーン)など、使い捨てプラスチックを禁止する国が増えている。

スリランカでも今年6月から禁止されたそうだ。

理由はゾウやシカが野外のゴミ捨て場に捨てられたプラスチックを食べ、死亡する事例が相次いだためとのこと。

禁止されるのは、「プラスチック製のカトラリーとカクテルシェーカー、造花などの製造・販売が対象」とのこと。

既にカトラリーや食品パッケージ、おもちゃの輸入は、2021年から禁止されていたというが、国内でのプラスチック製品の製造・販売は規制されていなかった。

これからはカトラリーや造花が、スリランカ国内で使われることはなさそうだ。

<出所>

「スリランカ、使い捨てプラ使用・製造禁止へ ゾウ保護で」(2023.2.16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0f60390a39c5101a46a9e796f175e2c331d522c

ニューヨーク市も使い捨てプラを禁止?(補筆)

ニューヨーク市は、2030年までに埋立地へ埋めるごみをゼロにするという目標を持っている。

そのため、レストランや配達サービスで利用される使い捨てカトラリーや容器、調味料の小袋は、顧客の望んだときにのみ提供するようしようと、法案を検討しているとのこと。

https://www.ny1.com/nyc/all-boroughs/politics/2022/12/12/city-council-wants-to-reduce-plastic-utensils-in-new-yorkers–takeout

昨年暮れのニュースなので、その後ニューヨーク市の法案がどうなったかはわからないが、世界はカトラリーなど使い捨てプラ禁止で動いている。

欧州の多くの国で既に禁止され、韓国やインドはもちろん、南米でもいくつかの国が禁止した。

<補筆2023.2.6>

ニューヨーク市議会が使い捨てプラを制限する法案を可決、市長も署名したとのこと。これにより、顧客からの要求がないにもかかわらず自動的にカトラリーなどをサービスとして付けることは禁じられることになった。詳しくは↓