最近、海外の廃棄物分野では画期的なニュースが相次いでいる。
例えば先日、マクドナルドが、世界中の店舗でお客さんに提供する包装材を100%再生可能かまたは認証済み資源に変更する、という目標を発表した。
このマクドナルドに続き、米コカ・コーラ社も意欲的な目標を発表した。
2030年までに自社製品の包装材を100%回収・リサイクルするというのである。
英国のコカ・コーラが海ごみ抑制のためにデポジット制度に賛同した昨年に続き、ついに米コカ・コーラ社が動いたのだ。
これでようやく日本のコカ・コーラも、これまで自治体任せであった回収をあらため、自ら回収するようになるのではないか、と期待している。
そうなれば、日本の容器包装リサイクル法も多少改善され、自治体の負担が減るかもしれない。
今後、米コカ・コーラ社が日本でどのように缶やペットボトルの回収を進めるつもりか、ぜひ聞いてみたいものである。
☆追記:しかし後日、日本コカ・コーラが日本での方針を発表したが、期待外れだった。「日本コカ・コーラのビジョンに失望」↓
米コカ・コーラ取組の概要(日本語)↓
http://www.afpbb.com/articles/-/3159279
詳細↓(英語)
マクドナルドについての詳細は当ブログ「マクドナルドの容器包装に関する環境方針」↓