家具大手のイケアは先月、2020年までに店舗やレストランからのすべての使い捨てプラスチック製品を段階的に廃止する方針を発表した。
対象は、プラスチック製ストローや皿、カップ、冷凍用袋、プラスチックでラミネートされた紙コップや紙皿などで、代替製品に置き換えるとのこと。
とてもよいことだと思う。
しかしイケアには、無印良品などと同様、ビーズソファやビーズクッションなども売られている。これらはもちろん使い捨てではないが、あまり長持ちしない製品である。たとえ補充用ビーズが売られていたにせよ補充しながら長年使う人が多いとは思えない。
廃棄時にも気を使う。処分方法によっては、中身のマイクロビーズが飛び散らないかと気になって仕方がない。もし飛び散った場合、細かいから回収は不可能だろう。
世界のマイクロビーズ規制は、パーソナルケア製品が中心だが、このような製品にも規制をかけるべきではなかろうか。
環境をウリにするならば、このような製品の販売も自粛してほしい。
スウェーデンの家具チェーンはすでに石油系プラスチック製品を段階的に廃止することを約束している。2020年8月までにはすべてのプラスチック製品にリサイクル材を使用するとのことだが、この手の製品は率先して廃止すべきだ。
<イケアの使い捨てプラスチック製品廃止についての出所>
The Guardian(2018.6.7)Ikea commits to phase out single-use plastic products by 2020,
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