欧州:卵からPFAS、汚染源はエサの魚粉か。日本の卵は大丈夫?

昨年11月に発表されたデンマークの国立食品研究所の研究によると、大規模農場の有機卵からPFASが検出された。

検出されたPFASは、たとえばある農場の卵は、卵黄1グラム当たりの濃度がPFOA 0.07±0.02ng、PFNA 0.37±0.04ng、PFDA 0.13±0.00ng、PFUnDA 0.22±0.04ng、PFDoDA 0.06±0.02ng、PFTrDA 0.15±0.04ng、PFTeDA 0.02±0.02ng、PFHxS 0.10±0.04ng、PFOS 2.62±0.11ngとのこと。

有機飼料生産に使用される魚粉が、ニワトリに与えられたためだと推定されている。このため、有機卵生産者は魚粉の使用をやめることを決定した。

検出されたPFAS濃度は、4歳から9歳の子どもが1週間に5から6個の卵を食べると、4.4 ng / kg 欧州食品安全機関の許容週摂取量を大幅に超過するそうだ。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37944762/#full-view-affiliation-1

一方、フランスでは自宅の裏庭で育てたニワトリの卵は食べないよう警告されている。

なぜ裏庭の卵がアブナイのかというと、収量を最大化することを目的としたプロの農場よりも裏庭の方がニワトリを長く飼育するためだとのこと。

「残留性有機汚染物質の蓄積は、暴露期間とともに増加します。たとえば、数年間ニワトリ小屋にいた雌鶏は、数ヶ月しかそこにいない雌鶏よりも汚染されている可能性が高い」ためだそうだ。

https://www.euronews.com/green/2023/11/21/millions-in-france-warned-not-to-eat-eggs-from-backyard-chickens-due-to-forever-chemical-p

卵を毎日のように子どもに食べさせている家庭は多い。子どもにはよいものを食べて欲しいとの思いから、有機卵を選ぶ家庭もあるだろう。スーパーの安価な卵も含め、日本でも早急に卵のPFAS濃度を調べて欲しい。

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