昨日のJAPAN TIMESに、中国のごみ輸入禁止は、レジ袋やカップなど使い捨てプラスチックに規制をかけられないでいる日本へのウェイクアップコールだという記事が掲載された。
まさにその通りだと思う。
問題は、これで日本が目覚めるか?ということだ。
中川環境大臣の会見(2018.3.30)では、「プラスチック資源循環戦略」とはいっているものの、いまだ呑気な内容に終始し、使い捨てプラスチック製品の禁止的措置はとられそうにない↓
第四次循環基本計画におきまして、使用された資源を徹底的に回収し、何度も循環利用することを旨として、プラスチックの資源循環を総合的に推進するための戦略、プラスチック資源循環戦略を策定し、これに基づく施策を進めていくということを、今この基本計画に書き込むということで進めております。具体的には、「使い捨て容器包装等のリデュース等、環境負荷の低減に資するプラスチック使用の削減」と書く予定でありますが、この流れを強めて、レジ袋の有料化とか、あるいは禁止という、これはまだ当面ということではないわけですけれども、そちらの方向に向かっていくということを期待したいと思っております。
既に環境省内で、プラごみ削減戦略会議が開かれているという話もあるが、大臣がこの様子では、やはり日本は、当面目覚めそうにない。
The Japan Times(2018.5.30)China’s waste ban is a wake-up call for Japan
中川大臣記者会見録(H30.3.30)↓
https://www.env.go.jp/annai/kaiken/h30/0330.html
<関連記事>