2021年に発表された『2020年 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況』(一般社団法人プラスチック循環利用協会)を見ると、日本のプラスチック再生利用率(マテリアルリサイクル率)は20%だ。
このうちの42.7%(74万トン)はプラ屑として輸出され、35.8%(62万トン)は再生原料※として輸出されている。18.7%(32万トン)は国内で再生製品に循環利用されていて、残りの2.7%(5万トン)は廃ペットボトルが再生繊維などにリサイクルされているとのこと。
国内樹脂製品消費量は841万トン、廃プラ総排出量は822万トンだ。
つまり、国内でマテリアルリサイクルされている分は全体の4.4 or 4.5%しかないということだ。
少々ショッキングな数字だ、と思っていたところ、アメリカのプラスチックリサイクル率は5%という記事があった↓
いずこも、プラスチックのリサイクルは大変そうだ。
やはり使わないのが一番!
※再生原料とは、ペレット、インゴット、フレーク等のこと。
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