ペットボトルのリサイクル方法、日米の違い

ナショナル・ジオグラフィック別冊の『脱プラスチック』に、ペットボトルのリサイクル方法が少し書いてあり、面白かった。

ナショジオによると「ラベルを剥がすために暖かい石けん水に浸される(ラベルを貼り付けている糊を熱で溶かす)。次にグラインダーにかけ、プラスチックをフレーク状にする。それから溶かし、濾過してナードルにするのだ。ナードルは、新たなプラスチック製品を作る工場に向けて出荷される。」とのこと(p.55)。

ナショジオはアメリカで書かれているのだろうから、これはアメリカのリサイクル方法なのだろう。

日本のペットボトルのラベルは糊付けされていないためか、「暖かい石けん水に浸される」などという行程は聞いたことがない。

この日本シーム(株)のサイトでは、ラベル剥離機で剥がされている↓

https://www.nihon-cim.co.jp/plant-system/pet-bottle.html

自治体が回収しているような住民が自らラベルを剥がした後のペットボトルが多ければ、もしかするとこの行程が省かれ、粉砕後に風力選別機(あるいは水槽式比重選別機)にかけられるのかもしれない。

PETボトルリサイクル推進協議会↓

https://www.petbottle-rec.gr.jp/more/mechanical.html

まさに、所変われば・・・で面白い。

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