欧州連合(EU)加盟国では今年7月3日よりプラスチック製の皿やカトラリー、風船の棒、綿棒の軸、ストロー、マドラー、発泡スチロール製食品・飲料容器、発泡スチロール製カップ(カバー、フタ含む)などが禁止になった。
同時に、特定の使い捨てプラスチック製品に、プラスチックの含有情報や廃棄物管理方法などに関するラベル表示の義務化も開始された。
飲料用カップ、生理用品、ウェットティッシュ、フィルター付きたばこ製品などに付けるラベルは一体どんなものか。気になって調べてみた。
生理用品やウェットティッシュなどには「PLASTIC IN PRODUCT」という文字とイラスト2種(トイレに捨てるのはダメということがわかるイラストと、亀がぐったりしているイラスト)を付けるようだ。
このマーク↓
たばこのフィルターや一部にプラスチックが使われている飲料カップもほぼ同様のマークだが、完全にプラスチック製のカップは白黒のマークで「MADE OF PLASTIC」と書かれている。
これならば、生理用品やウェットティッシュ、紙コップなどを紙だけでできていると信じてトイレに流したり、ポイ捨てしたりする人は減るかもしれない。
詳しくは↓
https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=CELEX:32020R2151
<参考>
JETROビジネス短信(2021.6.7)
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/06/88299a30b5475ed7.html
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