化学物質過敏症を発症し無職になった話『「ただの空気」が吸えなくなりました。』

仕事に前向きに取り組んでいた若い女性が、ある日突然化学物質過敏症を発症し、無職になってしまった。

『『ただの空気』が吸えなくなりました。』(ぶんか社)はそれをマンガで描いた本だ。

発症から無職になるまでの経緯や、友人に助けられながらいろいろ対策するが、なかなか改善しないこと、医師探しや生活保護のことなどが順を追って書かれている。

読んでいて、香り付き製品を平気で作って売るメーカーが憎らしくなってくる。しかし、本には「悪人」は登場せず、周囲も協力的でよい人たちばかりだ。

「未来への希望」の章では、希望も見える。

最後に、セスキを使った洗濯方法なども紹介されている。

今までは粉石けんにこだわり、他の洗濯方法をあまり試してこなかったけれど、セスキ洗濯は簡単そうだ。セスキ、使ってみようかな?

それにしても、香り付き製品を使うのは、本当にやめてほしい。

私の家も最近、窓を開けると近所の家で使っているらしい柔軟剤の強い匂いが入ってくる。今までは午前中だけ気になったけれど、最近や時間帯に関係なくいつでも匂う。

換気のため窓を開けたいが、窓を開けると匂うから、窓も開けられない。本当に迷惑だ。

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