米マクドナルドが、ハッピーセットなどの子ども向けメニューに付くおもちゃの素材を、2025年末までに持続可能なものに切り替えると発表した。
https://www.asahi.com/articles/ASP9Q2SGZP9QULFA005.html
既に英国やフランスなどでは進められていたが、日本のマクドナルドがこれまで行っていたのは、「おもちゃ回収」だった。おもちゃを回収し、店内で使用されるトレイなどにリサイクルするという、環境のためというよりは営業色の強いキャンペーンだった。
https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2021/0308a/
これでようやく日本のマクドナルドも、2025年末までには持続可能な素材に変更するようだ。とはいえ、「植物由来の素材やリサイクル素材」とのことなのであまり期待は出来ない。紙製のものならばまだよいが、一部にバイオマスを使ったバイオマスプラスチックや、再生樹脂で作られたプラスチックのおもちゃならば、持続可能な素材とは言い難い。
それにしても、なぜ食べものに景品を付けるのだろう?おもちゃの景品を付けないと子どもにも親にも喜ばれないような食べ物など、売らないでほしい。それよりは「無添加」など原料の安全性をうたったり、キッズスペースをもっと充実させたりする方が親も喜ぶのでは?
キッズスペースといえば、「スマイルズ」の取り組みは面白い。
「ファミレスがキッズと一緒に公園づくり、型破りなDNAが未来をひらく──スマイルズ」↓
https://project.nikkeibp.co.jp/hitomachi/atcl/column/00016/081100005/?P=1