分解の際に蝋に変化するため、マイクロプラスチックにならない生分解性のプラスチックをイギリスの研究者が開発したそうだ。ポリマテリア社が大量生産を開始した。
一般的な生分解性プラスチックは、分解段階でマイクロプラスチック化する。例えば、早稲田大学の大河内教授は、富士山頂で生分解性プラを見つけたと報告している。
しかし、開発された生分解性プラは、分解時に蝋化することでマイクロプラスチックにはならないらしい。
作られた薄い梱包材は、226日で分解するとのこと。
原料が何かは書かれていないので、持続可能なものなのかはわからないが、マイクロプラスチックにならないプラスチックというのはすごい。台湾のセブンイレブンのサプライヤーとも取引が成立したという。
https://jp.sputniknews.com/science/202109248713948/
梱包材といえば、古紙とポリプロピレンを混ぜ合わせた「ワンダーエコ」という梱包材を最近時々見かける。紙が使われていても、プラスチックと混ぜ合わせているから、古紙としてはもうリサイクルできない。
この手の製品が最近増えてきた。発泡スチロールの梱包材よりはマシだろうが、古紙としてリサイクルできないのは困る。既存のリサイクルルートに乗らないものは、結局は燃やされてしまうことになる。
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