韓国が、2018年から27年までの10カ年国家戦略「第1次資源循環基本計画」を発表した。使い捨てのプラスチック製コップとストローの使用を段階的に禁じ、大型スーパーなどの過剰包装を法的に制限するなどの取り組みを進めることを決めた。
代替可能な製品のある使い捨てプラスチック製品の使用を段階的に禁じ、27年までに「ゼロ」にする目標。業界は既に自主的な協定で過剰包装を控えているそうだが、今後は法律で制限し、管理を強化する。
生ごみは、減量効果が確認済みの電子タグを使った従量制を、一定規模以上の集合住宅に22年までに義務付け、27年までには戸建て住宅や小規模飲食店にも拡大する方針。リサイクル製品は、公共の買い取りの割合を現行の49%から70%に引き上げるとのこと。
韓国は既にレジ袋廃止も発表しており、インドや台湾とともにアジアの脱プラスチックの取組を牽引している。
<出所>
聯合ニュース(2018.9.7)「使い捨てプラ製品を27年にはゼロへ 韓国が基本計画」↓
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/09/04/0200000000AJP20180904001500882.HTML
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