神奈川県は、鎌倉市由比ガ浜に打ち上げられたシロナガスクジラの赤ちゃんの胃の中からプラスチックごみが発見されたことを受け、プラスチック製のレジ袋やストローの利用廃止を自治体や企業に呼びかけている(かながわプラごみゼロ宣言)。
SDGs未来都市である神奈川県は、2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされず廃棄されるプラごみをゼロにすることを目指す。
神奈川県内は、スーパーとレジ袋有料化協定を締結している市町村が少なく、マイバッグ持参率も低い。そんななかで、この「かながわプラごみ宣言」はとても画期的だ。これを受け、各市町村や企業がどう応えるか、期待している。
いっそのこと、県が「プラごみゼロ条例」を作り、「レジ袋一斉廃止」などを主導してくれたらよいのだが・・県は規制や義務化に向けたルールは策定せず、イベントなどでの「啓発先行」で進める意向とのことである。
1.コンビニエンスストア・スーパーマーケット・レストラン等と連携し、プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止や回収などの取組を進めていきます。
2.県内で行われる環境イベント等において、プラスチック製ストローの利用廃止や回収などを呼びかけていきます。
3.海岸利用者に対して、海洋汚染の原因となるプラごみの持ち帰りを呼びかけていきます。
<出所>
神奈川県(2018.9.4)「「かながわプラごみゼロ宣言」ークジラからのメッセージ―」↓
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/r5k/sdgs/plasticgomizero.html
「かながわプラごみゼロ宣言」↓
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/r5k/sdgs/documents/kanagawaplasticgomizerosengen.pdf
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