歩いていたら、相模原市のキャラクター(多分)とすれ違った。
なんとごみを拾っていた!
ごみ拾いイベントの帰りだろうか?
調べたところ「分別戦隊シゲンジャー銀河」のメンバーのようだ↓
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/recycle/1008336.html
旧「環境にやさしい暮らしを考える」のブログです。持続可能な暮らしに関連するニュースや、気になった環境情報を紹介します。専門は環境経済学です。
歩いていたら、相模原市のキャラクター(多分)とすれ違った。
なんとごみを拾っていた!
ごみ拾いイベントの帰りだろうか?
調べたところ「分別戦隊シゲンジャー銀河」のメンバーのようだ↓
https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kurashi/recycle/1008336.html
東京都狛江市の「ごみ半減新聞」が参考になり、面白い。
経費などの情報公開度が高い。
情報公開度の低い市は、プライバシーなどを言い訳にするが、たいていは職員に知識がなかったり、面倒だから公開しないことが多いような気がする。ヘタに質問されても答えられないため。
狛江市は、ごみの組成分析も一般市民への参加を求め、分析結果を公表している。
一般市民への参加は通常、ごみ排出者へのプライバシーに配慮して、なかなか一般参加を求めないものだが、おそらくそのあたりは何らかの手を打った上で、一般市民を参加させているのだろう。
組成調査に参加することは、市民にとって、よい勉強になるはず。
46号を見ると、住民の古紙の選別が進んでいることがよくわかる。
審議会の名前も「狛江市ごみ半減推進審議会」。
ごみ半減への市の意欲がよく伝わってくるネーミングだ。
<参考>
ごみ半減新聞バックナンバー↓
https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/41,0,323,2025,html
狛江市ごみ半減推進審議会↓
https://www.city.komae.tokyo.jp/index.cfm/51,0,481,html
雨の中、近所からお母さんが子どもを叱る大声が聞こえてきた。
「ナメクジが家に入ってきたらどうするの!お母さん本当にイヤなのよ!!」と。
どこかの子どもが、ナメクジを捕まえて遊んでいたらしい。
お母さんの気持ちはわかるけれど、子どもってみんなナメクジやカタツムリが大好き。遊んでいても許して上げてほしい。
もう少し大きくなったら、ナメクジを見ただけで「キャー」と叫ぶようになるから、今だけよ・・。
それにしても、ナメクジが好きな子どもは多いのに、ナメクジ好きな大人は少ない。なぜだろう?
レジ袋有料化が始まり、ようやく一息。
10年以上にわたり悲願だった有料化。こんなこともできないようでは、日本には環境省などないも同じ!とさえ思っていた。
代替品は既にあるし、レジ袋の環境負荷はマイクロプラスチック化しやすいことや、多くの生物の誤食による被害、劣化するとポリエチレンはメタンが発生しやすいこと、などなど枚挙にいとまがない。
もらわなくて済むならば、もらう理由などは思い付かない。
コンビニの周辺に、よく小さいレジ袋がフワフワ飛んでいる。ちょっとしたものを買った人がコンビニを出るやいなや中身だけとりだして、レジ袋は放置した結果だろうと思うが、有料化のおかげで、そういう人は激減するはず。
コンビニの顧客の6割がレジ袋を辞退しているとの報道もあった。
しかし、ふと前を見ると、どこかの店でもらったとおぼしき「持ち手のない」プラ袋の上部を摑むように持って歩いている人がいた。国が規定したレジ袋とは「持ち手の付いたプラスチック製買物袋」であるため、持ち手のない袋は有料化の対象外だとして採用した店があったようだ。
そればかりではない。
資源循環戦略の基本原則「3R+Renewabl(持続可能な資源)」の観点から、3種類の代替レジ袋が無料配布してもよいことになった。
そのせいで、有料化の準備を進めていた事業者からも、「二酸化炭素の排出を減らしたいのか、海ごみを減らしたいのか、それともバイオプラスチックを増やしたいのか」「目的がわからないのでどう対応すべきかわからない」など焦りの声も聞かれた。
もしかすると政府が有料化した真の目的は、「他国との歩調合わせ」だったのかも?と思わずにはいられない。
案の定、今春国連環境計画から、代替レジ袋は温暖化にとって最悪の選択肢の可能性、というLCAの見地からの報告書が公表された。
まるで、日本の例外規定を牽制するかのような内容だ。
特に興味深かったのは、デンプンなどで作られたバイオマスプラスチックは、埋め立てるとメタンを発生するから悪いということ。
メタンガスは、劣化したポリエチレンからも発生するとハワイ大学での研究でいわれているが、確かにデンプンで作られたものからは、ポリエチレン以上に発生しそうだ。
それにしても、レジ袋を使ったり、作ったりする事業者が話題にするのは理解できるが、一般の人たちがレジ袋有料化でこんなに盛り上がるとは思わなかった。
オーストラリア・クイーンズランド州政府は、使い捨てのプラスチック製ストローやマドラー、カトラリー、プレートの販売または供給禁止を提案している。この法案は、議会委員会に提出され、審査が行われ、数か月以内に可決される見込み。
2021年7月施行するそうだ。
この禁止令は、クイーンズランド州のプラスチック汚染対策計画の一部。
今後さらに、厚地のレジ袋やポリスチレン製品、コーヒーカップ、テイクアウト用容器も禁止するらしい。
同州では、以前から使い捨てレジ袋も禁止している。
レジ袋有料化にさえ多くの例外規定をもうけ、脱プラどころかプラスチックを減らすこともできない日本政府を見ていると、別の惑星の法案を見ているようだ。
<参考>
クイーンズランド州政府:Single-use plastic products ban;
https://www.qld.gov.au/environment/pollution/management/waste/recovery/reduction/plastic-pollution/single-use-plastic-products-ban
Queensland’s whales and turtles to benefit from plastics ban;
https://www.miragenews.com/queensland-s-whales-and-turtles-to-benefit-from-plastics-ban/
そろそろかな?と思って、今年の「アース・オーバーシュート・デー」を調べたところ、8月22日とのこと。
アース・オーバーシュート・デーというのは、地球が再生できる環境容量を人間の活動が超えた日、つまり自然の予算を人間が使い果たした日だ。
新型コロナウイルスの影響で、昨年より3週間以上遅くなった。ロックダウンで、CO2排出量や木材伐採量が減ったことが原因らしい。
遅くなったからと言って、原因が原因だから、喜ばしいことではない。
この日以降は、子孫にツケを回す借金生活に入るということだ。グレタさんが怒るのもムリはない。
日本のオーバーシュート・デーは5月だった。
アベ政権はGO TOで忙しそうだが・・本当はそれどころではないはず。
<参考>
国際NPO グローバルフットプリントネットワーク↓
https://www.footprintnetwork.org/our-work/earth-overshoot-day/
7月に入り、これで大半の店がレジ袋を有料化すると思いきや、案外多くの店が無料配布を継続している。
これだけマイクロプラスチックや気候危機が問題になっているのだから、いくら国が有料化の抜け道を用意したとしても、もっと多くの店が有料化に協力すると思っていた。
ビックカメラ、ケンタッキーフライドチキン、松谷フーズ、餃子の王将、吉野家、ジョイフル、しまむら、セイコーマート・・・などなどが無料配布を継続するようだ。
この時期にこのような選択をするようでは、これらの企業はESG投資に期待する気もないということだろう。
特にしまむらの判断はまったく理解できない。
これまでのレジ袋買取は一体何のつもりだったのか。買取より有料化の方がレジ袋削減には効果的だということはわかっているはずだ。
客層や商品を考えても、有料化が売上に影響を与えるとは到底思えないが、なぜわざわざ得にならない判断をしのだろうか?
日本消費者連盟など「香害をなくす連絡会」が行った「香害」についてのアンケート結果がまとまり、昨日(2020.7.1)記者発表された
約9000人が回答したとのこと。うち8割が、香りのせいで頭痛や吐き気など具合が悪くなったことがあるとのことだ。
このうち約2割の人たちが、職場へ行けなくなり退職に追い込まれたり、学校へ行けなくなったりしている。
一番発症する製品は柔軟剤、2番目が香り付き合成洗剤だ。
およそ9割の人がマイクロカプセルの使用中止を求め、8割の人が香り付き製品の販売・開発中止を求めている。
ここまで被害者が多いと、柔軟剤などの香り付き製品は暴力で、強い香りは「香害」ではなく、公害だ。
<録画(2020.7.1)UPLAN 【記者会見】「香害」アンケート集約結果発表~9000人の声を届けます~>
https://www.youtube.com/watch?v=9GMjraPLVgw
<上記の添付資料>
https://nishoren.net/flash/13304
プラスチックの添加剤を調べていて、少子化についての記事を見つけた。
少子化の原因の1つに、プラスチックの添加剤としても使われるフタル酸エステルなどの化学物質が絡んでいるのではないかとのこと。
1973年から2011年の間の精子減少率が年1.9%だった。現在20%の若いカップルが不妊治療をしないと出産しない。
このままではわずか37年で、カップルの15%か20%は不妊治療なくしては出産まで漕ぎつけられないそうだ。
プラスチック添加剤が繁殖力のダメージに繋がるならば、食品や飲料包装にプラスチックを利用するのはやはりマズイのではないか。
もちろん繁殖力の低下には、プラスチックだけでなく、農薬なども影響しているそうだから、農薬を使っている野菜や果物にも気をつける必要がある。
しかし、日本の農薬規制は近年どんどん緩和されており、今では単位面積当たりの使用量が世界一ともいわれるほど農薬を使っている。
しかもコロナ禍で、食品や飲料はますますプラスチックに依存している。
記事によると、中国やインドの出生率の予想外に低下しているとのこと。
早急に、脱プラと脱農薬(少なくとも問題になっている有機リン系やネオニコ系などだけでも使用を中止する)などにより化学物質の使用を徹底的に減らさない限り、人類は絶滅するしかないのだろうか。
とりわけ、脱プラや減農薬に消極的な日本に住んでいると、真っ先に絶滅危惧種になりそうだ。
<参考>
GMO(2020.2.6)CHEMICAL TOXICITY AND THE BABY BUST;
https://www.gmo.com/asia/research-library/chemical-toxicity-and-the-baby-bust/
京都府舞鶴市に建設が予定されていた日本最大規模のパーム油火力発電所から日立造船が撤退したようだ。
「日立造船は今後パーム油発電には関与しない」とのこと。
パーム油発電だの石炭火力発電だのと、時代に逆行している日本の発電所計画に、ようやく明るい兆しが見え始めた。
続いてHISのパーム油発電所も止まってくれるとよいが、なぜかHISが意固地になってまだ建設を進めている。
それにしても、利益も見込めないだろうし、企業の社会的責任も果たせないパーム油発電所・・なぜパーム油のようなものを燃料にしようと考えたのだろう?
<参考>
舞鶴西地区の環境を考える会「圧倒的勝利~パーム油発電は今後しません!日立造船の株主総会で白木常務取締役が表明」↓
https://maizuru-palm.org