ワシントン州では2023年5月31日、飲料缶のビスフェノール類ベースのエポキシライナーの禁止を採択した。
食品缶のビスフェノール類のエポキシライナーは「報告要件」とのこと。
飲料缶や食品缶の内側は、プラスチックでコーティングされている。そのプラスチックは以前はビスフェノールA(エポキシ樹脂の原材料として使用)を使うことが多かったが、ビスフェノールAが危険だと認識されるようになってからは他のビスフェノール類がよく使われていた。
そのビスフェノール類の使用が飲料缶で禁止、食品缶で「報告」を課されることが決まったようだ。
報告というのがよくわからないが、カリフォルニア州のように缶の表面の見えるところに、「ビスフェノール類使用につき・・・などの危険性がある」などと書くのだろうか?
例外は「テトラメチルビスフェノールF」で、これならば使用してもよく、報告義務もないそうだ。
テトラメチルビスフェノールFは、他のビスフェノール類と異なり低毒性だという研究結果があるためのようだ。
「テトラメチルビスフェノールF」↓
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202002224608989340
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