マサチューセッツ州で先週、デポジット額を5セントから10セントに上げる法案が提出された。
アメリカやカナダでは、まだ5セントで飲料容器のデポジット制度を運営している州がある。マサチューセッツ州もその1つ。
40年程前に開始された時は、5セントでも返却インセンティブとして機能したが、近年5セントでは機能しにくくなっている。
そのため、10セントに上げる州が増えているが、業界の反対が強い州はなかなか上げられない。
マサチューセッツ州の環境擁護者は、少なくとも20年前から制度の近代化を求めているという。
確かに5セントでは難しいと思うが、5セントでもデポジット制度が実施できているだけ日本よりマシだ。
日本では、スーパーやコンビニの前に置かれているペットボトル自動回収機をデポジット制度だと誤解している人が多い。あれは単なる店側の顧客サービスで、デポジット制度ではない。そのため、せいぜいが1本当たり0.25円だ。
<参考>
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