ドイツは、2022年1月1日から飲料容器デポジット制度の対象を拡大した。
2003年に開始されたドイツのデポジット制度は、これまで対象がかなり限定されていた。例えばビール容器は対象だが、ワインの容器は対象外。炭酸フルーツジュースは対象だが、非炭酸のフルーツジュースは対象外だった。
これからは、3リットルまでのサイズのほぼすべてのワンウェイ飲料容器(ボトル、缶)が対象となる。ミルクは除外されるが、それ以外は中身に関係なくすべて25セントのデポジット(保証金)が上乗せされて販売される(ミルクは2024年からデポジット制度の対象)。デポジットは、容器返却後に返金される。
既に販売済みのボトルや缶は除外されるが、猶予期間は7月までだ。
ただし、紙パックは環境にやさしいと見なされているため、デポジット制度の対象から除外される。
<出典>
BR24(2022.1.1)↓
https://www.br.de/nachrichten/bayern/neue-pfand-regel-ab-1-januar-2022,SrZ1TtI
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