製紙メーカーが水や氷を入れられる「段ボール箱」を開発した。水を入れた状態で3週間そのままでも水が漏れなかったそうだ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210914/k10013257961000.html
「このうち、日本製紙が新たに開発した段ボール箱は、発泡スチロールの容器の代わりに使えるよう特殊な防水加工を施し、中に入れた水や氷が外にしみ出さないようにしました。会社によりますと、水を入れた状態で3週間そのままにしても水が漏れなかったということで、すでに一部の水産会社が鮮魚の輸送用として採用しています」(NHK, 2021.9.14)とのこと。
発泡スチロールは海ごみの代表格。発泡スチロール製トロ箱の代わりに使えるものならば、朗報だ。
発泡スチロール製の浮きなどの漁具に使えるもものは、紙では難しいかもしれないが、少なくともこの段ボールの保冷効果が高ければ、魚を入れるトロ箱の代わりにはなりそうだ。
とはいえ、段ボール古紙としてリサイクルできるのかは気になるところ。どうなのだろうか。
(以下、補筆)
使用後はリサイクルできる、と東京新聞夕刊(2021.9.15)に書かれていた。
また、このトロ箱については、過去の日経新聞に掲載されていた。
日経新聞(2021.3.17)↓
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ16BYU0W1A310C2000000/
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