進むオーストラリアのプラスチック対策

最近、オーストラリアのプラスチック対策に関する発表が多い。

西オーストラリアでは、使い捨てのプラスチック製コーヒーカップとフタが2022年末までに段階的に廃止される予定だ。ストローやカトラリー、綿棒のプラ製の軸などは今年末に禁止する。

https://www.mediastatements.wa.gov.au/Pages/McGowan/2021/06/Western-Australias-plan-to-ban-single-use-plastics-fast-tracked.aspx

南オーストラリア州でも使い捨てプラスチックを禁止した。

JETROによると

https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/09/ba332b7fca8d2c28.html

対象となる使い捨てプラスチック製品は、ストローやフォーク、スプーンなどのカトラリー、飲料を攪拌(かくはん)するマドラーなどで、これらを南オーストラリア州内で販売、供給、流通することを禁止する。違反した場合は、最大2万オーストラリア・ドル(約154万円、豪ドル、1豪ドル=約77円)の罰金が科される。ただし、新型コロナウイルス感染拡大によるビジネスへの影響を考慮し、同法の施行は2021年初めとした。

とのこと。

そういえば、クイーンズランド州でも以前プラスチック対策について発表があった。

国全体の取り組みとしては、マイクロファイバー対策がある。

2030年7月1日までに、新たに設置する洗濯機には、段階的にマイクロファイバー回収フィルターを標準装備することになったようだ。

フランスに次いで2例目か。

家庭用洗濯機も業務用洗濯機もどちらも対象だ。

https://www.environment.gov.au/protection/waste/plastics-and-packaging/national-plastics-plan/plastics-oceans-waterways

日本以外の国はどんどんプラスチック規制を強めている。日本はなぜ進まないのだろうか。

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