プチ「脱プラ」宣言⑧天然素材のタワシ、どれがベスト?

ここ数年、天然素材のタワシをいろいろ試している。アクリルタワシやウレタンスポンジ、メラミン樹脂製、ナイロン製などの従来品は、繊維屑がマイクロプラスチックになるというので。

ヘチマは風呂用にはよいが、台所には向かない。形がヘチマ型では使いにくいから、加工が必要だし、加工しても(あるいは加工したものを購入しても)1ヶ月も酷使すると脆くなる。ただし、お洒落なインテリアとして置くには悪くない。

木材から作られたセルローススポンジは、安価でそれなりに使える。しかし、薄手のものはやはりハードな使用には耐えにくい。せいぜい1ヶ月か。厚手のものは厚さに応じて耐久性も増すが、乾きが悪くなる。100円ショップのものは薄いが大きいので、4分の1か6分の1に切って使うのがよいが、メーカーによっては色も匂いもキツイ。抗菌剤の匂いだろうか?100円ショップ以外では、無臭で白色のものも売られている。厚さも100円ショップのものよりは集めのものが多い。下の写真は、100円ショップ以外の各種セルローススポンジ(竹製スポンジ以外)。

竹製スポンジ(右側の写真の右下)も試してみたが、こちらは洗剤を泡立てて使う「泡」好きな人には向いている。使い易いが、日本製は見つからなかった。海外製は原料調達や製造工程などをチェックしにくいので、オススメしにくい。しかし、従来型スポンジに一番近い。

昔の「コットンたわし」のようなものは、おそらく一般向けではないが、それなりに使える。ハギレや古着でいろいろ作って試したらよいと思う。綿は石けんを使わなくても油汚れが落ちやすい。しかも、使う布次第でお洒落になる。

不要になった小さめのハンカチやミニタオルも以前試したが、それなりには使えた。しかし、廃物利用の感は否めない。

Tシャツを細く切ったものを編んで使っている、という方がいた。なるほど!Tシャツならば汚れも落ちやすそうだ。器用な方はぜひお試しを。

麻糸で編んだタワシを戴いた。これは使える!と思い、高級な麻糸ではなく、家に残っていた安い麻ひもで編んでみた。固くてとても使いにくい(正直にいえば、とても使えたものではない)。最初にやわらかめの麻ひもで編み始めたところなくなったので、途中からゴワゴワしたひもを使用した。それも敗因か。固くても、フライパンくらいは洗えるかと思ったが、フライパン(鉄製)ならば金属タワシの方がコゲがよく落ちる。今度はもっと細くて柔らかい麻ひも(麻糸?)で編んでみようと思う。

脱プラの道のりはまだまだ遠いが面白い。

今のところ、ゴボウは亀の子だわし、鉄製フライパンは金属タワシがベスト。食器とシンク洗いは亀の子だわしでOKだが、セルローススポンジや、綿系・麻系タワシも捨てがたい。

←各種亀の子だわしと棕櫚ささら。ささらは、金属たわしではキズが心配な鍋やザルなどに使える

不器用な上、かぎ針が見つからず、他のもので代用したためザンネンな仕上がりの麻ひもタワシ↓

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