なぜ今さら下水道で紙おむつ処理?(その5)ついに実証実験開始

ついに紙おむつを下水道に流す実証実験が開始される。今月中にも行う予定とのこと。

汚物と紙おむつを分離するというが、紙おむつを細かく粉砕・洗浄してから分けるとのことなので、紙おむつの材料も汚物と一緒に下水道に一部流れこむと考えられる。

そうすると、プラスチック部分も多少一緒に流れこむだろうから、下水処理施設で捕捉しきれないマイクロプラスチックが川へ放流される可能性は高い。

マイクロプラスチックを100%捕捉できる下水処理施設など、世界中どこにもないことを考えると、紙おむつを下水道に流すなどという計画は、最初から無謀ではないか。

原発も同様だが、最近の日本の施策は、世界と逆行している。

以下、NHKニュース(2019.9.18)より転載

使用済みの紙おむつを装置に入れて細かく粉砕したあと薬剤で洗浄し汚物の混じった水と粉砕された紙おむつとに分離する仕組みです。

汚物の混じった水は下水道に流し、粉砕された紙おむつは、燃えるごみなどとして処分されます。

<関連記事>

なぜ今さら、下水道で紙おむつ処理?(その4)

<参考>

NHK(2019.9.18)「使用済み紙おむつ 下水道に流して処分 実証実験へ」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190918/k10012088181000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

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