栃木県と県内25市町が、「栃木からの森里川湖プラごみゼロ宣言」を発表した。
海洋プラスチックごみについて「山から川、川から海へとつながる中で発生するものであるため、上流の栃木県においても自分の問題として考えていく必要がある」としている。
県はまず、飲食店で生分解性ストローの導入を促す取り組みを10月から始めるとのことだが、ストローはほしい人だけに配布するのがよいはず。おそらく最終的にはそうなるとは思うが、少し気になる。
県環境森林部は、会議などで原則としてペットボトルの飲料を使用せず、アルミ缶や紙製飲料缶の「カートカン」などを使用するとのこと。
この取組をより進めて、市町も含め、全公共施設内でのペットボトルや使い捨てカップ等の使用禁止、調達禁止などにまで広げてほしい。
それにしても栃木県や山梨県、埼玉県など、最近は海なし県のほうが、海洋プラスチックごみ対策で頑張っているように見える。
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<参考>
日本経済新聞(2019.9.17)「栃木県、プラごみ削減を加速 ストロー切り替え実証実験など」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49905410X10C19A9L60000/
栃木県ウェブサイト(2019.9.11)
http://www.pref.tochigi.lg.jp/d05/eco/haikibutsu/jyunkan/plastic.html
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