プチ「脱プラ」宣言⑨店頭で雨の日に配布されるプラ製傘袋は、もったいない

雨の日、スーパー店頭やビルの前に、ぬれた傘を入れる細長いプラ製の使い捨て袋が置かれている。雨のしずくを傘から垂らしながら屋内に入られて、床を汚されたくないのだろう。

気持ちはよくわかる。もし誰かがすべって転びでもしたら大変だし、床掃除も大変そうだ。

しかし、あの傘袋を使うのは一回きりで、あとは使わない。自宅へ持ち帰って、ネギやゴボウを入れる、という人もたまにはいるが、フツウはその場の回収箱に捨ててくる。

しかも、使用後の袋が、周りの道路に散らかっている時もある。

おそらく回収された傘袋は、産業廃棄物として燃やされているのだろう。

「あの傘袋、問題にならないの?」と、先日会った友人が言っていた。本当にもったいない、と私も心から思う。

友人は昔から蛇腹式の傘用のしずく防止グッズを使っているそうだ(写真3点)。

スーと雨水が切れ、便利だとのことで、もう何十年も使っているそう。しかし、最近はあまり売っているのを見かけないとのことである。

 

 

 

 

 

 

私が昨年から使っているのは、台湾製のドリンク用のナイロン袋だ。もうだいぶ前からレジ袋を有料化している台湾では、テイクアウトのコーヒーカップなどを入れる袋も無闇に配ることはない。

台湾にはこの手のエコグッズがよく売られているので、お土産にいただいた。しかし、マイボトル派の私はコーヒーカップをテイクアウトしないため、最初は使わなかった。

ところが、これを雨の日にバッグの横に付けると、濡れた折りたたみ傘を入れるのに幅がちょうどよい。今は、有り難く使わせてもらっている。

濡れた傘をキッチリたたむわけにはいかないから、ピッタリの袋では役立たない。コーヒーカップ幅がちょうどよい。欲を言えば、長さはもう少し長い方がよいが、代用品だから仕方がない。

少なくとも、このドリンク袋をバッグに付け、傘と共に外出すれば、使い捨て袋をもらわなくても、濡れた傘で床を汚すことはない。

しかし、持参し忘れることもあるので、このような「しずく取り器」↓が店頭に置いてあれば有り難い。ググると、他にもいろいろありそうだ。

「エコな傘のしずく取り器 「アメデス─ Q」」↓

http://www.atacmate-nara.net/img/sites/atacmate-nara/kigyou/26.pdf

これから多くのメーカーが、このような脱プラグッズを開発してくれるとよいなぁと、願っている。

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“プチ「脱プラ」宣言⑨店頭で雨の日に配布されるプラ製傘袋は、もったいない” への1件の返信

  1. はじめまして。初めてブログを拝見しました。
    私も傘を一時的に入れるだけのビニール袋はすごく嫌です。大学に通っていた当時は校舎を移動するたびに取り換えたりしていてうんざりしました。密かに「傘のコンドーム」と名付けて、使っていることが恥ずかしくなるような風潮になればなぁと思っています(笑)

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