「大洋州島嶼諸国の目からみると、プラスチック廃棄物への日本社会の反応が極めて鈍い」とのことである。
G7の海洋プラスチック憲章の署名を拒否し、国内でレジ袋有料化さえも足踏み状態が続く日本の現状を見ると、そう見えても当然だろう。
太平洋の島嶼国では、プラスチック製品の多くは海外からの輸入で、近年土に還らないごみの量が激増しているという。しかも、海岸には海外から大量のごみが流れ着く。
日本に期待されていることは、それらを燃やすための焼却炉を紹介することではなく、プラスチックごみを減らすこと(リデュース)と、リユースするための技術であるはずだ。
期待に応えるためには、日本社会も変わっていく必要がある。
<参考>
WEB RONZA(2018.9.4)「南の島国からのプラスチック文明への警告 問われる日本社会の対応」↓
https://webronza.asahi.com/science/articles/2018083000002.html
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