J&T環境株式会社、東日本旅客鉄道株式会社および株式会社JR東日本環境アクセスの3社は、株式会社Jサーキュラーシステムを共同で設立。1月4日から川崎にリサイクル施設の建設を開始した。
首都圏最大級となる200t/日の使用済みプラスチック処理能力を有し、選別から再商品化まで一貫した事業を行う計画だという。
回収したプラスチックに応じ、マテリアルリサイクルでもケミカルリサイクルでも対応できるらしい。
今年(2024年)10月にケミカルリサイクル用原料製造施設(圧縮・固化)を先行稼働し、来年の4月には高度選別設備を稼働する。
https://www.jfe-eng.co.jp/news/2024/20240109.html
プラスチックはサーキュラーエコノミーにそぐわない素材だが、プラスチックを使っている限りはこの手の施設が必要だということは理解できる。それでもやはり、プラスチックのリサイクルを「サーキュラー(循環)システム」と呼ぶのは悪い冗談のように聞こえるのでやめてほしい。
プラスチックのリサイクル工場は、マイクロプラスチックの一大発生源だ。焼却よりマシだとはいえ、発生したマイクロプラスチックは環境中に流出し、海底や川底に溜まるだけでなく、風に乗って地球を「循環」するものもある。
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