日本のプラスチック新法(プラスチック資源循環法)には、残念ながら拡大生産者責任(EPR)の概念が著しく欠如しているが、ベトナムではEPRを義務づける「改正環境保護法」が発効した。
日経新聞によると、
「ベトナムで1日、企業に廃棄物処理を義務づける改正環境保護法が発効した。生産者は廃棄される製品の回収か、環境基金への拠出のどちらかを求められる。同国は海洋に大量のプラスチックごみを投棄してきた。新法をてこに循環型経済を築き、国際社会からの批判をかわす狙いだ」とのこと。
さらに「企業は消費者が使い終わった製品を回収してリサイクルするか、あるいは環境基金に拠出するかを迫られる。2つとも拒否すれば罰金を払わなければならない」そうだ。
このような当たり前の法律がなぜ日本にはできないのか。
日本は世界から取り残されそうだ。
<出典>
日本経済新聞(2022.1.14)「ベトナム、循環型経済へ新法 企業に廃棄物処理を義務づけ 国際批判かわす」↓
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20220114&c=DM1&ng=DGKKZO7919790013012022FF8000
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